2020年10月26日月曜日

Fehér isten|ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲

 ☆☆☆☆☆


ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲

狂詩曲=ラプソディ

原題: Feher Isten 

ハンガリー・ドイツ・スウェーデン合作

ハンガリー語で、Fehérは白い、Istenは神と言う意味。 

英語のタイトルはWhite Godなんだろうね。

第67回(2014)カンヌ国際映画祭でダブル受賞

  • 「ある視点」部門グランプリ
  • パルムドッグ賞

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受賞の理由は分からないが、人の心を徹底的に痛めつける刺激性が評価されたのかな。


率直に言って、超不愉快な映画。人間の理不尽な面だけが 強調されて、仁愛が踏み潰されている。

この映画の存在そのものが動物虐待と言っていいだろう。

事実を直視しろと今言わなければいけない状況が、ハンガリー・ドイツ・スウェーデンには残っていると言う事かな。

立ち上がる人間が一人もいない。そういう国なの?。

雑種犬は生存できない。ハンガリーのブタペストってそういう街なのか。いつか訪問したいともう様な美しい年の筈が、心の腐った連中しかいないのか。呆れたね。

ナチス・ドイツの世界を再現させたいのか。

ドイツなんて動物愛護の先進国だと思っていたら、実態はこういう事なの?。

呆れるね。

それでダブル受賞の栄誉なの。

21世紀の欧州のど真ん中の国々でこんな映画を作っている。

動物を飼っている人、買っていたことがある人、動物が好きな人、普通の人、そういう人が、この映画を観たら、腹立たしくなる。怒りが生まれる。

こういう映画を作れる国だから、ナチスの狂気を受け入れるのではないか。彼らは何も変わっていないのではないか。

*

広場に集まった反乱犬たち(タイトルの画像)は全て殺処分されるのは目に見えている。

エンドロールの1行1行が犬たちの断末魔。


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