2020年8月19日水曜日

十二人の死にたい子どもたち

 

十二人の死にたい子どもたち

★☆☆☆☆


昨今問題になっているSNSを使って集った自殺願望の若い人たちがストーリーの登場者。他は誰も出ていない。遠くに見える人はゴミ収集人とかはいるがストーリー的には関係ないだろう。

どういう風に集めた12人(13人?)か知らないが、全体的には演技が下手。上手い人もいるが、下手な人が数人いるだけで、作品が可哀そうになる。

スイングガールズも若い人をメインキャラにした作品だが、しっかりした作う品になっていた。のちに色々道を広げていったように思う。

この作品には、もちろん見た顔もあるが、地力が出せていないと言うか、チャンスの与え方が拙いのか、記憶に残らない。知っているタレントさんを含めて印象が薄い。

着眼は良いのに、作品として作り上げるために繋ぐのが難しい。

テーマの設定が悪いのか、消化できていないのか。

駄目だね。

自殺願望には理由がある。理由の説明が激しすぎる。これじゃまだ本当の自殺願望ではないだろう。怒りから諦めに変わる部分が処理できていない。

結局、監督の敗北だ。

詰め込み過ぎなのか、説明が下手なのか、材料が良いだけに残念な仕上がりだ。

これじゃ、「12人の生きたい子どもたち」にしか見えない。

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監督は誰?。堤幸彦。千種区にいたのか。近所のおじさんじゃないか。今もいるのかな?。

監督自身が少しせっかち過ぎるようだ。

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