★★☆☆☆
- ラッセル・クロウ
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今、吹き替え版を見ている。吹き替え版は楽でいい。
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3分の2も観てから、依然見たことを思い出した。しかし、内容は全然思い出せない。どんなエンディングだったかも。
また見ようと思ったのだから、タイトル説明は上手にできているんだろう。
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無実の罪で妻が逮捕されて、ほぼ終身刑。で、脱走を企てる。というストーリー。そのための準備と実行で、大方のストーリーは展開する。手に汗握るアクションものに見えなくもないが、何か違っていないか。
家族のきずなの強さ・大切を認識できる映画ともいえるが、脱走が成功しても、真犯人が出てこなければどうしようもないだろうに。
最期の皮肉な無罪の証拠となるかもしれないコートから落ちたボタンが、刑事の指が刺激して本当に流れていくシーンは人の運不運のやるせないものを感じさせる。 このシーンがこの映画の象徴と言ってもよさそうだ。
漸く、決してハッピーエンドでないエンディングを思い出した。
なんとも後味の悪い映画だ。
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娯楽映画としてよく出来ているようだが、もう観ることはない(筈)。
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